毎朝手を合わせ 仏壇に報告する母

父が亡くなり、仏壇を新しくしました。その理由は
生前、「自分の書斎が欲しい、家を建て替えたい」夢があった父ですが
家を建て替えるには多額の費用が必要で、その事に反対していた母が

せめて、仏壇は新しくしたい希望があったからです。

仏壇が新しくしなる前も毎朝、ご飯、お茶、おかずを替えて
庭の花を生けて、いつもお線香を上げ 仏壇は綺麗になっています。

「お父さん、ハイご飯、お茶ね」
自分がご飯を食べる時も
「ハイ、お父さんいただきますね」
出かける時も
「今日は○○に行ってくるから」
寝る時も
「お父さんおやすみなさい」

何か買ってくれば、まずは仏壇にお供えして
「お父さんにも・・」

私が居る時だけじゃないことは、その振る舞いでわかります。
毎日、毎日、手を合わせ家族をよろしくお願いしますといい

お墓にも月命日だから、お花が枯れてしまうからと
お墓の掃除も欠かしません。

母は偉大です。

だからと言って、毎日は泣きながら過ごしているのではなく、
今日は医者、今日は体操、今日はボランティアと
高齢ながら、自分で車を運転し(しかもマニュアル)
庭の草むしりをし、花を育て、私が落ち込んでいる時はいつも
話を聞いてくれて、いつも笑顔で過ごしている母

流石に高齢なので、疲れるから昼寝すると寝ることもありますが

母の姿を観ていると、自然と元気が出てきて
本当に偉大な人だと思います。

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