月命日

月命日をご存知の方も多く居るとおもいますが

今日はまるで寒い日です。日本中が雨もようで一気に秋というか
冬の訪れを迎えたようです。


そんな日、仕事以外で外出するのも躊躇してしまいます。
仕事や家事、育児に忙しい世代だと、故人の月命日を忘れてしまうこともあると思います。


残された家族は今を行くていくのに必死で故人の事は心にあっても
なかなか、お墓参りにも行けないのが現実です。


父を亡くし、もうすぐ1周忌ですが私自身も月命日を忘れていましたが
母は父の月命日に、いつも墓参りに行きます。


今日の様な雨の寒い日も傘をさして、お墓の掃除に行くのです。
確かに、退職して時間的な余裕があるからできる事ですが


母には関心します。
父は生前、亭主関白を絵に書いたような人でしたから母は苦労をしました。


いつも自分の意に沿わないと怒り出す所もあり、「夫婦円満」とは言えがたい人でした。


そんな父でしたが、父が急死した時の顔が「長年連れ添ったけど、穏やかないい顔していて良かった」と母は呟いていました。


何十年も苦労した事もあったけど、あの顔をみて全て吹き飛んだと


そして、毎日仏壇に手を合わせ何か貰い物があれば真っ先に仏壇にお供えし、毎日供物を取り替え、私が「毎日取り替えるのは大変なんじゃないのか?」と聞けば、


「毎日 お母さんもご飯を食べている訳だし」といい


今日は「お父さんの月命日だから、お墓の掃除に行った」と


当たり前の様に、毎日仏様を大切にしている母をみると
その、偉大な事を感じずにはいられない。


心の中だけでも手を合わせようと思わずにはいられない

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