生きるということ

こちらのサイトでは喪服を主に扱っています。喪服を着るのは故人の最後の時でもあります。

私達は生まれてから様々な人生を歩んでいます。結婚、子供、
仕事、趣味、病気、誰の人生も楽しい時もあれば辛い時もあり、その繰り返しの中で齢をとり死んでいくのだと思います。

故人となるまでの道のりは一言ではいいつくせない人生があります。

私の父親は学問が好きで農家に生まれながら、大学を卒業し公務員になりました。老後の生活にお金の不安は少ないようですが、病気になり元々の神経質な生活に拍車がかかり、毎日毎日体の心配ばかり気にして過ごしています。

その父の介護に明け暮れる母、献身的に介護をしているにもかかわらず、父は怒鳴りつけ二人をみていてしあわせそうではありません。

二人とも80代ですから高齢です。

父には病気になっても助かった命なのだから、四季を感じることができる幸せ、ご飯が食べられる幸せ、母が寄り添ってくれる幸せを
感じてほしいと願わずにはいられません。

毎日体のことばかり、気にして怒った顔をして過ごしても
何時かは故人となるのですから、もっと毎日を幸せを感じてすごして欲しいものです。

自分の葬儀の時に安らかな顔で迎えることができるのは
日々の小さな幸せを大事に生きれたかどうかなのではないかと感じます。

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