大切な人を亡くしたあなたへ

先日、葬儀場で「大切な人を亡くしたあなたのために」という小冊子が置いてありました。葬儀中は慌ただしく心の整理を考えたり、悲しみにふけることもないまま過ぎ去っていきますが、葬儀がすぎると
何だかふと心の悲しみに耐えきれない自分がいる時もあると思います。

亡くなった方が自分にとってどれだけ大切だったかはその時になってみないと本当の所は分かりません。

死別の悲しみについて知っておきたいこと

■死別の悲しみは自然なこと
死別を体験した時、男女問わず悲しみことは自然なこと。その痛みは耐えきれないほど強く、受け入れがく、周りから「いつまで悲しがっていても、故人は喜ばないよ」と励まされても、あまりの悲しみに自分が異常なのかもしれないと感じるかもしれませんが、あなたの感情は正常なことで、決して異常なことではありません。



●死別の痛みや悲しみは人によって全く違うことを知る
人によって、死別の悲しみ、寂しさの気持ちだけでなく、様々な感情が湧きあがり、怒りや自責感、無力感、妬みなどの感情も感じる場合もあり、不眠、頭痛と言った肉体的な不調を感じる場合もあり
症状やは全て自分自身の悲しみの表現なのです。



●自分の本当の気持ちに耳を傾ける
大切な人を失った人の中には、その悲しみから逃れようと故人のことを心の中から追い出そうと努力したり、悲しみと痛みが強くて長いのが故人への忠誠と思い込で、自分を責める人もいます。自分の気持ちはどこにあるのか。そこに耳を傾け、認めてあげましよう。


●心にある気持ちは表現されることを望んでいます
心の中の気持ちえお言葉にすることが大切です。あなたが失ったもの重大さは、とうてい自分の心に留めきれないのです。



●死を「乗り越える」必要はありません
大切な人の死をひとりで乗り越えたり、立ち直ったりすることは容易ではありません。死は乗り越えずに共に生きるものだと考えると楽になります。大切な人がいない世界えお受入れ 有意義な人生を送り続けることもできます。


●死別の悲しみはいつか和らぐものですが、時間がかかります
死別の激痛が和らぐには時間がかかります。今現在の引き裂かれる痛みと悲しみはいつか和らぐ時がきます。その期間は長くかかることが知られています。時間をかけゆっくり焦らず必要はありません


●死別に1人で立ち向かう必要はありません。
周りの友達、共に悲しむ家族、あなたが一人でこの試練を背負わず助けは、求めれば身近に見つかるかもしれないのです。



私は実母が亡くなったらその悲しみから立ち直れないだろうと考えています。今は健在の母ですが高齢でしかも父の介護もしている母
世の中のだれよりも、私にやさしく決して裏切ることのない、大きな愛情で育ててくれた母の死を考えたたけで、悲しみが襲います。
しかし、いつかはその日がきます。その時は自分の気持ちに正直に自然に過ごそうと考えています。



その場面にならなければ、本当の悲しみは分からないですが無理をせずに自然にまかせるしかないと感じました。

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