叔母の弔事

小さい時に遊びに行ったことのあるおばあさんの家のお嫁さんがなくなりました。

成人してからも、何度も顔を合わせたことがありました。特に話をした記憶はないのでしが、従弟とは話をしたこともありました。

葬儀で印象的だったのが喪主の挨拶でした。故人の生まれた時から亡くなるまでを完結に話、なかでも「大変な時でも、鼻歌を唄い、身を粉にして私達を育ててくれました」「食べ物を自力で食べられなくなって枯れ木のようになってしまっても、鼻歌を唄い 母は強い人でした」と思わず涙がこぼれるほどの、喪主の挨拶でした。

今まで片側からしかおばさんを見ていなかったことに気が付きました。おばさんが大変な思いをしていた中でも、機上に生きたこと、そして喪主をつとめたお兄さんをここまで立派に育てたのは、他のだれでもなくおばさんだったと感じました。

お兄さんの喪主の挨拶は一辺倒な挨拶ではなく故人の生き様と親への想いが伝わる素晴らしい挨拶でした。

自分が生きていくなかで、子供達がお母さんありがとうと言ってもらえるような生き方をしたいと強く感じました。

人は誰でもいつかは亡くなります。その時にいい人生だったと思えるような生き方をしたいと感じました。

「唯一無二 大切な大切なかけがえのない存在。あなたのかわりなんてどこにもいない。」のお礼の言葉のメッセージに涙しました。

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